2015年10月18日日曜日

[SS]パズドラTCG全国大会の裏側

はぁ
カードゲームの全国大会となるとこんな大掛かりになるんですねぇ
ハローワーク出た時に甲子園球場に向かうように言われた時はびっくりしましたよ,
どんなゲームなんですか?
ほぅ これがカードですか. 下の方に色のついた丸がありますけど…
それを、 揃える?  なるほど絵合わせみたいなものなんですかね…

それで 緑色のタイツに着替えさせられたんですけど どんな仕事をするんですか?
ホームのフェンスをみると分かる?
えー、何かカラフルな点々がうごめいていますね
それが   落ちて  何か叫んでい――

あ・・・


要するにフェンスに登って飛び降りろと   言いたいわけですね?
バッターボックスで戦っている選手が自分の色のカードを出したら登れと・・・
それで揃ったら飛び降りると…違う?
あー、
揃ったらどんどん人が上の方に増えてきていますね…そう言うルール…
いつ飛び降りるんですか?
リフレッシュフェイズ? 手番の最後にある――
あ…今、30人くらい一気に落ちましたね…
今のがそうなんですね…
へぇ…

あ、三塁側の方、フェンスからフェンスに飛び移ってますねぇ
そう言う効果?  なるほどーーー
他にはどんな効果が?
全員落ちたり?
ほぼ無限に追加したり?
それはちょっと危ないんじゃないんですか?
普通は多くても1クラス分だからトランポリンで十分と・・・
そんなもんなんですかねぇ・・・

それでも一番上の方だとビルの3階くらいの高さになってますけど
そんなに遠いといつ飛び降りるか分かりにくいですよ
電流?
……優しいんですねぇ。

あ、もう自分の番が来たんですか

いやぁ案の定高いなぁ…
あー遠くのサッカー場でも同じようにタイツの人間が動いているなぁ…
そっちは平坦に並んでいるから別のゲームなんですかねぇ…
あ、三つそろった――え?

揃った人が・・・消えた?
どういうルールだ…

2015年10月12日月曜日

全国大会福岡予選旅日記

これは旅日記なので今回はパズドラTCG自体の情報量は少ないです.
大会運営の様子の確認にはなるかも・・・

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真剣勝負するなら赤ヴァルでやりたいと考えてデッキを組みはじめて完成したのが早朝.
これもしかしたら会場間に合うんじゃないかと思って駅に着いたら電車に間に合ってしまったので
福岡の予選会に参加してきました.

スターレーンという会場の名前はやけに覚えやすい, 
博多駅の案内板を頼りにして着いたのはボウリング場.
うっかり通りすぎるところだった.(通常は会場の外観を調べるのがベター)
入ってすぐのスペースがあからさまにパズドラのイベントだったのでようやく安心.
飛び入り参加の私は通路で待たされる.
向こうの方で森川Pの前説がうっすら聞こえてくるが隣の人とラーメントーク.
どうやらその人は自分よりもっと遠くから来ていることが分かり戦慄する.
九州は侵略されている…と.

スペースの中に通され当日参加者全員がエントリー可能との告知, 安堵.
整理券と引き換えに参加賞のプロモ等と交換.
そのまましばらく開会式まで待つ.
とりあえず物販でスリーブを買う.イラストレーターのサイン会やくじ引きの抽選券をもらう.

そんなこんなで開会式が始まる.
ルール・進行の説明の後,ホワイトボードに対戦相手のマッチングが張り出される.

 -22(番テーブル) 私 VS ______

私の名前の右は空白.
長机に座って待てども,向い側にはだれも座ってこない.
結局私一人のまま第一戦は始まる. 平たく言うと不戦勝である.

・およそ十数分の行き場の無い行動
   -遠い目をして前方のトミー氏とNo.001番の人(どうやらプレ大会の覇者)の対戦の背中を見る
   -延々とデッキをシャッフルし続ける.
   -隣の方の机でフリー対戦会(ドロップチャレンジ)が始まる.
   -しばらくして,ジャッジが対戦結果票を取りに来る.
   -ジャッジに「空いてる人と対戦しても良いですよ,空いてる人誰もいませんけど」と言われた気がする.
   -対戦が終わった人たちが続々と席を立ち,自分も動いていいのかと悩む.
   -とりあえず,ひとつ左のイスに座りかえる.
   -どうやら近くの机の対戦がえげつない玩具デッキ対決で時間切れを起こしたようだ.

結果が集計されたのち,同様にマッチングが張り出される.
今度は相手がいる. 序盤に玩具の速攻と魔障の息吹を決めてくる相手に当ったが,
運良く勝つ. 私の勝率は200%に達した.

3戦目の張り出しがされるときにアナウンスがあった.
どうやら二勝した人が少ないらしく,今回の予選が最終戦になるらしい.
今度の対戦は,私がルール上の致命的なミスを犯してしまったこともあり敗退.
恥ずかしい事態になってしまったが,ジャッジの大岡裁きには感心した.
有事の際は迷わずジャッジに判断を仰ぐのが大切だった.

予選は三戦で勝ち点2だったが,私の順位は5位だった.
同じ勝ち点の人間では,
・戦った相手の勝ち点
・戦った相手の順位の強さ
によって優先度が割り当てられるらしい.
どうやら予選突破のようだ.
昼休み前に招集がかかり進行の説明,予選突破者は負けるまでドロップチャレンジに参加できないとの注意がかかる.カードローダーが遠のいていくのを感じた.

周りはドロップチャレンジでにぎやかだが,私は昼飯を食べる他なかった.
緊張していたのでパックをいくつか買った結果,くじ引きで覚醒ヘラを入手.

本戦はお互いトールが出てくる戦いだった.自分の引きが悪かったのもあったが,
相手の方が勝ち方に柔軟性があり,敗退.
戦利品はストレージとドロップチャレンジでもらえる引換券3つであった.

ここからはドロップチャレンジに方針転換.
集中力が切れてしまったのでついでに考えていた全卵デッキを交互に使う.
全卵の方はこちらが負けると言う意味でテンポが良いかもと考えていたが,
相手も同じような構成だと逆に勝負が長引くという弱点もあった.
プロモ二枚とカードローダー5枚を入手.
ちなみに,公式の動画に出ている声優・トミーの対戦会もドロップチャレンジの一環で行われていた.彼の対戦の様子を断片的に確認すると,森川Pから借りたデッキで苦戦したり,超絶重いゼウスヘラを速攻で出したりつかみどころのない強さをみせていた.

また,サイン会の抽選はドロップチャレンジの終盤に行われた.サイン会中に対戦をしているとサインして貰えないと考えてしまっていたが,サイン会の抽選に当選した人は対戦中でもちゃんと待ってもらえたようだ.
ここのタイムロスが無ければもう少し戦利品が多かったかもしれないが,
そのおかげで,イラストレーターの茶壱さんにいの一番に来た人とインパクトを与えることができた.

その後,トミー氏のサイン会にも参加.トミーのサイン会は並べば誰でもサインしてもらえるチャンス.
私は
・しきりにオシャレであることをほめる
・金のタマゴのカード番号がトミーのごろ合わせになることをアピールする
という居酒屋でからんでくるオッサンレベルの行動で応戦した.
「次回も一杯――,いや,いっぱい遊びましょう」とトミー氏も居酒屋テイストで応戦するあたり
かなりの腕前を感じる.  おそらく,毎晩 打ち上げなどでもそのようなスキルを発揮しているのであろう.
ブログや公式の動画では割と無難な印象だったが, 実際に合うともう少し元気である.
サイン会の後もトミー氏のワンマンショー状態,閉会式が終わるまで会場のテンションは最高潮であった.
なるほど,彼はそういう役割なのか.

そんなこんなで九州予選は無事終了したが,
直後勃発したパズドラTCG南九州勢対抗ボウリング選手権大会の様子については割愛する.

宮崎の皆さん,当日参加したプレイヤーの皆さん.運営の皆さんお疲れ様でした.
あと,私以外で鹿児島のプレイヤーがいましたら,地元の大会に来てもらえるとうれしいです.

これ,公式大会の成績の上では私が鹿児島代表ということになってしまっているんじゃないかと
ビビっている 松久峯文(作者名)より.


誤字訂正
ローラー→ローダー



2015年10月9日金曜日

魔王城の夜宴から始めた人はピエドラのスターターも買おう…なデビルラッシュ対策.

10月はスペシャルイベント"超絶デビルラッシュ"が各ショップで開催されています.
ルールは悪魔タイプのモンスターを15枚以上入れる(初期モンスター除く).
現在,第四段ブースターが出ていない状態では困難なルールです.
特にパズドラTCG第四段スターター"魔王城の夜宴"から始めた初心者の人には大変なのではないかと思います.


今回の記事では超絶デビルラッシュルールで悪魔タイプを15枚入れるための2つのアプローチについて考えてみたいと思います.

1悪魔タイプを多く持つモンスターを使う.

モンスター15枚つまり初期モンスター1体あたり3枚悪魔タイプを入れる計算になるが,実際にその通りにデッキを組むのは制限が大きい.
そこで,初期モンスター1体で4枚以上悪魔タイプを入れることでその問題を解消できる.
どうしても使いたいカードが悪魔タイプを多く入れられない場合以下のようなカードを使うとデッキが組みやすいだろう.

・リリス(第四段スターター)
二進化目とその次の究極進化が悪魔タイプ.
第四段スターターに既に入っている.

・オーガシリーズ(第二段ブースター)
一進化目の次の究極進化が悪魔タイプ.究極進化は二つに分岐するため最大で6枚悪魔タイプを増やせる.DEFの大きさと使えるスキルの関係でブルーオーガがオススメ

2ドロップ調整として悪魔タイプを入れる

悪魔タイプをドロップに置くためだけに使う俗に言う"調整枠"として入れる方法もある.
この場合,一般的なデッキにただカードを15枚追加しただけでは引きたいカードを引く確率が減るため,問題である.
このような問題を防ぐためには同じ初期モンスターを二枚使う.進化を途中で止める(例えば,最大二進化できるヴァルキリーを一進化カードだけデッキに入れる等)ことでデッキの枚数を減らすことが重要である.
デッキのカードが増えてしまったら以下のカードの採用を考えよう.

・ピエドラ(第二段スターター)
二進化目とその次の究極進化が悪魔タイプ.
カードをアクティブにする効果は優秀.
1体入れても悪魔タイプを多く入れる役割につながるが,どちらかというとピエドラを二枚使ってデッキの枠を空ける方針の方が強い.

・ねむり姫(第4段スターター)
毎ターンアクティブとドロー効果を相手に応じて使い分けられるため優秀.

3.構築について:

初めてデッキを構築する場合は,第4段スターターのほかにいくつかスターターを買って組み合わせると良い.余裕があったらブースターをもう少し買って使えそうなカードを入れてみよう.
そんな風にしてデッキを組んでみると以下のようになる.
スターターで入手できるカード以外のレアリティはCであるため比較的組みやすい.

構築例:

5 チーム
 
1 ブルーオーガ(チーム用)
1 ハーピィデビル(チーム用)
2 ピエドラ(チーム用)
1 ねむり姫(チーム用)
 
6 究極進化
 
3 炎のアイスオーガ
1 樹のアイスオーガ
2 道化龍・ドラウンジョーカー
 
6 2進化
 
3 光天獄・ハーピィデーモン
3 ドラウンジョーカー
 
13 1進化
 
3 アイスオーガ
3 ハーピィデーモン
3 イバラの王女・ねむり姫
3 ピエドラウン
 
16 スキル
 
2 水の誓い
1 防御の構え
3 大回復の光
3 ダブミスリット
3 ミスリット
2 虹の番人
1 キングメタルドラゴン
1 ドロップ変化・闇